思い返すと私は子供のころから何か秀でた才能や特技など一切何も持たず
学力偏差値も標準レベルな、ごく普通の人生を歩んで来ました。
持っている資格といえば車の運転免許とファイナンシャルプランナー2級技能士のみ。
ファイナンシャルプランナー2級技能士を取ったのは元々金融機関で働いていたことと
その後の行政の税金関係機関での勤務経験が大きく影響したのだと思います。
そこで私が体験した中で強く実感したことがあります。
それは
「お金の計算ができない人は人生の苦汁をなめる可能性が高い」
あったらあっただけ使う、お金の収支バランスが計算できないなど
あと先考えずに過ごす人を仕事柄、たくさん見て来ました。
その結果
「住宅ローン審査が通らない」
「年金がないor足りない」
「税金や社会保険料を滞納している」
「介護のお金が用意できない」
「身の丈に合わない借金がある」等々･･･
それらは結局のところ
切り詰めるべきお金と使うべきお金の区別ができない。
人生のライフイベントと費用について計算していない（しようとしない）
リスクを想定内として見積れない。
これからいくら必要でいくら用意できるのかを把握していない。
といったことの結果でした。
何も高等数学ができる必要はないんです。
小学校の算数レベルの四則計算で十分なのですが
それを人生に当てはめて考えるという発想がないと
苦汁をなめる結果になりやすい。
未来に必要な金額を計算することはそんなに難しいことではありません。
①ざっくりで構わないので、人生のライフイベントを書き出し必要な金額を見積もる。
②現状、足りていないならいつまでにいくら増やせばいいのかを計算する。
③増やすその方法を数パターン考える。
④実行可能なプランに落とし込む。
書式なんて気にせずフリーで書きなぐってOKです。
何度書き直しても気にすることはありません。
まずは「いくら必要なのか」を知ることが大切なのです。
世の中の争い事の大半はお金と人間関係が原因だと言われています。
巻き込まれると疲弊し、気力を奪われます。
金運を上げる神社やグッズに関心のある人は多いのですが
本当の金運アップを望むなら、まず手始めにご自身でお金の計算をすることを強く推奨します。
